駐車場のサフランモドキ

◆下の写真は、今日(令和7年8月15日)、神社の駐車場で撮影したサフランモドキ(ヒガンバナ科/花径:4~6cm)の花です。

◆この場所は、7月26日に信者有志の方々が草刈りをしてくださった場所で、その際、サフランモドキも他の雑草とともに地上部をすべて刈り取られました。
◆それにもかかわらず、わずか20日あまりで、艶やかな花を群れ咲かせています。
◆このことからもわかるように、サフランモドキは見た目こそひ弱そうですが、際立ってタフな植性をもつ植物なのです。

◆サフランモドキのもう一つの特徴は、1輪あたりの花の寿命が1~2日と短いことです。そのため、写真のように群れ咲いていたかと思うと、数日後には忽然とすべての花が姿を消してしまうことも珍しくありません。
◆しかし、一度姿を消しても、何らかの拍子(降雨と乾燥の要素が関係していると言われています)で再び一斉に群れ咲き、そんな「現」と「消」を繰り返しながら、やがてヒガンバナ(彼岸花/ヒガンバナ科)が咲き始める頃に、その年の花期を静かに終えます。

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《 資 料 》

◆サフランモドキの花を紹介しているYouTube動画があるので、よろしければご覧ください。

  七宝稲荷 進照 拝