◆下の写真は、8月19日にここで紹介した「とうせんぼする花(タカサゴユリ)」を、今日(8月21日)の午後に撮影したものです。

◆ご覧のように、花冠が地面に落ち、茎の先端には白く長い雌しべの花柱が残っています。
◆私たち人間は「花の終わり=終焉」と思いがちですが、タカサゴユリにしてみれば、受粉(受精)した種子を子房の中で大切に育て上げる、最も重要な大仕事がここから始まるのです。
⇒タカサゴユリは、ユリ科の植物としては珍しく、「球根」だけでなく「種」で個体を殖やすこともできます。
◎ 花散りていざ佳境ぞと百合の花 (進照駄句)
七宝稲荷 進照 拝